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<プロフィール>
大学では、食品の機能性をテーマに研究。全国かまぼこ連合会の「かまぼこ研究助成事業」では、かまぼこが認知症やメタボリックシンドロームの予防に効果的であることを発表し、大きな話題を呼んだ。大学で教鞭をとる前は、大手食品メーカーの総合研究所で、野菜を中心とした食品の機能性について研究していたことも。
毎日食べているというかまぼこは元気の素。かまぼこのほか、納豆やヨーグルト、
牛乳、野菜ジュースも欠かさない。仙台市出身。
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「さかなさかなさかな、魚を食べると、あたまあたまあたま、頭がよくなる♪」という歌が大ヒットしたのを覚えていますか。魚肉をふんだんに使ったかまぼこは、DHA(ドコサへキサエン酸)やカルシウム、アミノ酸など、体にいい成分が豊富に含まれています。なかでもDHAには脳を活性化する働きがあるといわれています。仙台・宮城の特産品でもあるかまぼこの優れた機能性に着目しながら、独自の研究を行っている仙台白百合女子大学の小嶋文博先生にお話を伺ってみました。

魚を食べると、「頭がよくなる」といわれているのは、DHAと呼ばれる成分が脳を活性化するためです。昔はよく「日本人は魚を食べているから頭がいい」といわれたものですが、まんざら嘘ではないと思っています。
そんな魚を原料にしたかまぼこは、おいしさと手軽さを兼ね備えた健康食品の優等生。お年寄りの認知症の予防や、受験生の記憶力のアップにも効果があるのではないかと期待されているんです。

かまぼこは、いわゆるメタボの予防にもつながるのではないか。そう考えてマウスを使った実験をしたところ、太っている人(ラット)がかまぼこを食べると、太りにくくなったり、痩せやすくなることがわかりました。
昔のおじいさんやおばあさんって、どちらかというと、スリムな人が多かったじゃないですか。あれって、きっと昔はよく魚を食べていたからじゃないかと思うんです。近頃は食事も欧米化して、魚もあまり食べなくなってしまいましたが、魚肉のメリットを最大限に活かしたかまぼここそ、もっとも理想的な健康食品の一つ。メタボでお悩みのお父さんたちにも、ぜひおすすめしたいですね。
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 仙台白百合女子大学に赴任する前は、盛岡の大学で教鞭をとっていた。

小嶋先生の研究の拠点「食品機能・細胞薬理学研究室」には、最新の実験装置が並んでいる。
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海に囲まれていることもあって、日本人はもともと魚を食べる民族だったといわれています。しかも四里四方という言葉があるように、地元で採れたものを地元の人たちが食べる、という地産地消の考え方が息づいていました。
その発想からいうと、今こそ私たちは原点に返って、地元で採れた魚をもっと上手に活用すべきじゃないかと思うんです。日本の食料自給率はほぼ40%。少ない水産資源を有効に活用するためには、これまで捨てられるだけだった骨や皮をすり身にして食べるとか、今まであまり人気がなかった種類の魚をおいしく食べられるようにするとか、いろいろな工夫が必要だと思います。

地産地消じゃないけど、仙台・宮城の子供たちには、かまぼこをもっとたくさん食べて欲しいですね。例えば学校給食の中でもかまぼこを積極的に採り入れるといったように、もっと思い切った方策が必要かも知れません。
生活のリズムが崩れてきているためか、最近は糖尿病にかかる子供が増えてきました。幼少期の食事こそが肝心なのに、食生活がどんどんゆがみ始めています。そんな危機的な状況を見ていると、今こそ毎日の食卓にかまぼこを、と願わずにはいられません。

私たちが暮らす仙台・宮城には、さまざまな種類のかまぼこがあります。笹かまぼこという手軽に味わえる食品もあります。お土産としてはもちろん、ふだんの食生活の中でも、ぜひかまぼこをもっと食べて欲しいですね。
私たちの郷土が生んだ健康食品の理想形、かまぼこ。これからもその可能性を追求しながら、健康と長寿をキーワードに、自分の研究を究めていきたいです。
今日はありがとうございました。
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文/ちっちゃん
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